やるべきことはやってるのに、ビジネスが進んでいかない…。新しい挑戦をしたくても、気づけば日々の業務に戻ってしまう…。そんな感覚、あるんじゃないかしら。
自分が甘いのかな?
って、責めたくなる気持ちもわかるわ。
でもね、それは違うの。
意思が弱いわけじゃない。
あなたの脳が、「変わらないこと」を正解にしてるだけ。変化は、脳にとって危険信号だから、あなたを守ろうとして止めてしまう。
それが、あなたの未来を引き止めるものになってしまうこともある。
だからまず、知ってほしいの。
なぜ、私たちは変われないのか。
その答えを、これからあなたに伝えるわ。
変われないのは、意思が弱いからじゃない

脳はね、本当に変化が苦手なの。それは「現状維持こそが安全」と判断してしまうから。
たとえ今の状況がしんどくても…
結果が出ていなくても…
「慣れた環境」は、脳にとっては、生き延びることができる環境である証。
だから、新しいことを始めようとすると、無意識のうちに、抵抗が生まれるようになっているの。
前に進みたいのに、なぜか止まってしまう…
それが、挑戦をさせない行動のブレーキの仕組みなのよ。
特にね、責任がある立場になればなるほど、このブレーキは強くなる。だってあなたが倒れたら、守れなくなる人やものがあるでしょ?脳はそれをちゃんとわかっているから、「変わらないように」動くのよ。
この防衛本能は、扁桃体っていう脳の警報装置が反応してるせいでおこるの。リスクを感じると、自動的に「やめといた方がいい」と信号を出してくるのよね。
[参考]Davis, M. (1992). The role of the amygdala in fear and anxiety.
つまり、挑戦をしないのは、あなたが悪いわけじゃない。むしろ、挑戦しないのは、これまで頑張って生きてきた証なのよ。
なぜ、あなたは「経営」に専念できないのか?
あなたは、どんな役割に慣れているのかしら?
プレイヤー?
マネージャー?
リーダー?
経営者って、ほんとうに不思議な立場よね。
チームを育てたいと思っているのに、現場仕事に戻ってしまうこともある。会社の未来を描きたいと思いながらも、目の前にある仕事に追われてしまっていたりする。
それらはすべて、「経営者としての仕事」に慣れていないことが問題。逆にいえば、「現場に立つ自分」が、あなたのコンフォートゾーンになっているの。
とくに、専門職(士業、クリエイター、コンサルタント、施術家…など)の方は、「自分がやるのが一番早い」という思っている方が多いわ。
だから、組織化を進めようとしてもどこかでブレーキがかかり、リーダーを育てようとしても「結局、自分がやったほうがいい」という考えに戻ってしまうの。
それがいけないわけじゃないのよ。ただ、私が伝えたいのは、その「もとに戻ろうとする思考」が、あなたの進化を止めてしまっている、という事実よ。
今のままでいたい脳と、もっと進みたいあなた。
この二つがぶつかっているの。
重要なのはセルフイメージの更新

コンフォートゾーンは、「環境」よりも「セルフイメージ」によってつくられる。
自分はこういう人間だ。
これが自分の役割だ。
そう決めてしまっている無意識の設定のことね。
- 自分が動かないと、仕事が回らない
- 私はまだ、人に任せるレベルじゃない
- お金をもらうなら、手を動かさなきゃ
そんな「思い込み」が、コンフォートゾーンにあなたを縛りつけている。
だから、変化を本気で望むなら、セルフイメージを更新する必要があるの。それが、私たちが提案している「コンセプト作成」なの。
ビジネスが目覚める「コンセプト作成」とは?
ただのスローガンや、USPづくりじゃない。
あなたは、どこから来て、どこへ向かうのか。
何を大切にし、誰に、どう役立ちたいのか。
その「考え方の軸」を、あなた自身の言葉で言語化するの。それは、自分のためでもあるし、チームやお客様に理想の未来を届けるためでもある。
そして、あなた自身が、今までとは違う「新しい自分が目指す姿」を疑うのではなく、ちゃんと認めてあげること。それが、コンフォートゾーンを抜け出すための、最も効果的な方法なの。
意思ではなく、変化は「仕組み」でつくる
人は、意思だけじゃ変われないの。
毎朝、気合で早起きしようとしても、三日坊主になるでしょう?
でも、目覚ましの時間を変えて、寝る前の行動を整えたら、自然と起きられるようになる。変化ってね、意思じゃなくて、仕組みがつくるのよ。
コンセプトを言葉にすることも、仕組みのひとつ。「何をやるのか」じゃなくて「何故やるのか」。
その理由を言語化しておくと、正しく伝わる。効果的な判断ができる。そして、他人にも任せられる。
感覚や気合いだけに頼らなくていいの。私たちが提供している「コンセプト作成」は、あなたが本当に提供したい価値とは何か、それは誰に届ければビジネスが成長していくのかを、言葉に整理していくわ。
これは、ただの言葉じゃない。
これからのあなたと、あなたの事業を動かす「判断軸」になっていく、あなただけのルールだから。
変化は「言語化」の先にある
今、どんな状況でも、あなたの未来は、あなたのセルフイメージで自由に創造できる。そのために、まずは一緒に、あなた自身の本当の声を聞けばいい。
さぁ、あなたはどっちの自分が理想なのかしら。
これまでの自分?
それとも、新しい自分?
気になるなら、一歩踏み出してみて。それには遅すぎるなんてことはない。いつもいる「コンフォートゾーンを抜け出してみる」という気持ちだけを大切にすることよ。